【育毛剤の注意点2】育毛剤の成分表を見るときの3つのポイント

【育毛剤の注意点】育毛剤の成分表を見る時の3つのポイント

 

育毛剤を選ぶときには、「どのような成分が配合されているか?」ということをチェックすることが大切です。しかし、私たち消費者の立場としては、「成分表を見てもよく分からない」というのが現実ではないでしょうか?

 

そこで、育毛剤の成分表を見るときの3つのポイントを整理しておきます。

 

 

【1】有効成分の種類と数をチェックする

 

医薬部外品として販売されている育毛剤には、薬事法に基づいて「有効成分」が記載されています。有効成分は、その育毛剤の「育毛効果の根拠」になるものですし、「何が入ってるのかなー?」って感じで、チェックしてみることをおすすめします。

 

ちなみに、育毛剤の有効成分には、次のような役割があります。

 

有効成分の役割

  • 毛根に栄養を与える役割
  • 血行を促進させる役割
  • 頭皮を清潔にする役割
  • アレルギー反応をおさえる役割

 

このような役割の成分が、数種類、組み合わせて配合してあります。有効成分の組み合わせ方、配合の仕方に「育毛剤の設計思想」を読み取ることができるので、販売ページでうたっている効能と見比べて違和感がないかどうかチェックしてください。

 

【2】以前に使っていた育毛剤と違う成分に着目する

 

有効成分は、薬事法に基づいて、一定の効果が期待できると認定された成分です。ですが、注意していただきたいこととして、有効成分が入っていれば必ず効果が出るというわけではありません。というのも、その有効成分の効果が、あなたの薄毛の「根本的な原因」とミスマッチの可能性もあるからです。

 

有効成分をいろいろ試してみる意識

 

例えば、毛根に栄養が足りていないのがあなたの薄毛の原因だとしましょう。その場合に、男性ホルモンを抑制する効果がウリの育毛剤を使っても意味がないということです。

 

大切なことは、「素人判断で決め付けない」ということ。まずはいろいろなタイプの育毛剤を使ってみて、トライアルしてみるのが成功の鍵になります。

 

⇒ 育毛剤のトライアルについて

 

成分表を必ず確認する

 

育毛剤をトライアルするときには、以前に使っていた育毛剤とは、違う成分を含んでいる育毛剤を使ってください。というのも、同じ有効成分を配合した、同じような特徴の育毛剤を使っても、同じような結果しか得られないことが予想されるからです。

 

別の育毛剤にトライするときには、確実に成分表を確認しましょう。

 

【3】ポイント1,2を踏まえて、値段をチェックする

 

私たち消費者の立場としては、「費用対効果」というものが非常に気になります。ただし、さきほどからお話ししているとおり、育毛剤の効果には個人差があるため、費用対効果をあらかじめ正確に把握することは難しいのが現実です。

 

そこで、ひとつの考え方としては、次の2つに着目して、ライバル商品同士を比較してみてはいかがでしょうか?

 

育毛剤のライバル商品同士を比較するポイント
  • 有効成分の種類
  • 商品の1ヶ月あたりの値段(←商品の値段÷使用期間で算出)

 

最終的には、いくつかトライアルしながら、あなたに最適な育毛剤を見つけましょう。ですが、最初の段階での育毛剤の選び方として、このような比較の仕方は参考になるはずです。

 

【参考資料】育毛剤に含まれる成分一覧

 

以下に、育毛剤でよく使用されている成分を、ほんの一部ですがご紹介しておきます。

 

育毛剤に配合されている成分は非常に多岐にわたるため、ここでご紹介するものが全てではありません。また、ひとつの成分で、複数の効果をもつ場合もあるため、ここに示した分類が絶対的な基準ではないことも、あらかじめご理解ください。

 

血行促進に効果が期待できる成分

トウガラシエキス/ジフェンヒドラミンHCI/センブリエキス/人参エキス/ニコチン酸アミド/オランダカラシエキス/グリシン/クララ根エキス/キナエキス/その他多数

 

新陳代謝、細胞活性化が期待できる成分

D・パントテニルアルコール/パントテニルエチルエーテル/クロレラエキス/ニンニクエキス/トレオニン/D-パントテニルアルコール/ジオウエキス/アデノシン三リン酸2Na/その他多数

 

酸化防止効果が期待できる成分

酢酸トコフェロール/トコフェロール酢酸エステル/リン酸アスコルビルMg/dl-α-トコフェロール2-L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩/グルコシルヘスペリジン/松エキス/アルギニン/その他多数

 

頭皮を保湿する効果が期待できる成分

加水分解酵母エキス/加水分解ケラチン/海藻エキス-1/牡丹エキス/ヒキオコシエキス/ゴボウエキス/アラニン/プロリン/セリン/リジン液/L-グルタミン酸/濃グリセリン/BG(ブチレングリコール)/DL-PCA・Na液/トリメチルグリシン/ソルビトール液/ジオウエキス/トレハロース/PLGA(乳酸/グリコール酸)コポリマー/キナノキ樹皮エキス/米ヌカスフィンゴ糖脂質/セラミド2/クエン酸Na/トウニンエキス/茶エキス/米ヌカエキス/濃グリセリン/1,3-ブチレングリコール/酵母エキス/ベタイン/精製桑白皮エキス/アセチル化ヒアルロン酸/ベンチレングリコール/その他多数

 

男性ホルモンを抑制する効果が期待できる成分

エチニルエストラジオール/その他多数

 

収斂、消炎、抗炎症、抗アレルギー効果が期待できる成分

グリチルリチン酸ジカリウム/β-グリチルリチン酸/ビワ葉エキス/シナノキエキス/ヒオウギ抽出液/オウゴンエキス/ローマカミツレエキス/アルニカエキス/オドリコソウエキス/セイヨウキズタエキス/ローズマリーエキス/サクラ葉抽出液/チョウジエキス/チンピエキス/ヒキオコシエキス/冬虫夏草エキス/ユーカリ油/その他多数

 

現在、発毛促進効果を公式に認定されている有効成分は「ミノキシジル」と「フィナステリド」の2つです。これらの成分を使用した育毛剤は、「医薬品」扱いとなっています。

 

ただし、ミノキシジルとフィナステリドは、効果が高いというメリットがある一方で、副作用のリスクがあることも知られています。個人輸入の怪しげなものは絶対に購入せず、AGA専門病院で、医師の指導のもとに使用することをおすすめします。